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食事を摂らないといけないけど、食事を作る時間がないし食欲も無い…そんな時は、スープにすると、体に良いものが食べやすくなります。
今日はスープが優れている点やさまざまな健康効果、おすすめの飲み方などについてご紹介します。
スープは野菜がたくさん食べられる
野菜をたくさん摂れると良いのですが、水分の多い野菜は、生のままだと結構な量となり、食べる気が失せてしまいませんか?
しかしスープにして煮込めば、かさが減り、たっぷりの野菜を他の食材と一緒に簡単に食べることができます。野菜が苦手な方も、スープにすれば食べやすくなります。
スープは栄養バランスが優れている上、作りやすい
スープは複数の食材を組み合わせることが出来るため、栄養バランスがよく、薬効の相乗効果も大きくなります。その上、作る際は鍋ひとつでできるので、洗い物も少ないです。
また、他の料理と比べると調理も格段に簡単で、特別なテクニックを必要としないので、初心者でも失敗しにくいという点も魅力です。具が盛りだくさんのスープなら、パンを添えるだけでも十分な食事になります。
スープは疲労回復に効く
疲労がたまって体が疲れる、胃の調子が悪い、やる気が出ない、風邪をひいた、といったような症状をスープで治すことが出来ます。
ビタミンB1が不足すると、疲労がたまりやすくなります。疲労回復には、ビタミンB1の多い食材の代表格である豚肉を使ったスープが効果的です。食欲が無くても、スープなら飲みやすい上、疲労がたまった体にも優しく浸透します。
にんにくやニラ、ねぎ、玉ねぎに含まれる硫化アリルはビタミンB1の吸収を促進するので、一緒に摂るとさらに効果的です。風邪のひきはじめに飲むと、風邪を早く治す効果もあります。
風邪をひいたときは、特に体力を消耗します。消耗した体力を回復するためには、スープの具材はこれらの食材の他、肉や牛乳や卵などの良質なたんぱく質全般と緑黄色野菜を組み合わせると効果的です。
スープは病気の予防にも効く
日頃から疲労がたまらないようにスタミナアップをする、あるいは病気を予防するにもスープは役立ちます。
スタミナ・体力をつけるためには、たんぱく質をたっぷり摂取することが大事です。タンパク質のアミノ酸バランスの良い、魚や肉、卵、牛乳を使ったり、スタミナ増強作用のあるアミノ酸の一種であるアスパラギン酸を含むアスパラガスや大豆などの豆類を使うと最適です。
またサトイモや山芋には、たんぱく質の吸収を助ける働きがあるので、これらもスタミナアップに効果的です。熱いスープは新陳代謝を高めるので、風邪の予防対策にもなります。具材にはビタミンCとAたっぷりの緑黄色野菜を使うと、風邪に対する抵抗力と予防効果が高くなります。
夏バテ対策には、辛味や酸味のある冷たいスープがさっぱりして飲みやすいです。冷たいスープでも唐辛子の辛味があれば新陳代謝を高めてくれますし、唐辛子にも酢にもがん予防の効果があると言われています。また、酢(特に黒酢)は肌荒れ対策にも効果的です。飲むだけで美味しくて、体中に元気がみなぎってくる、そんなスープを飲んで、健康な体を手に入れましょう。
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