読みもの
春の訪れと共に、旬を迎えた「たけのこ」は、多くの栄養素が含まれています。
ここでは、たけのこの栄養素について紹介していきます。
たけのこに含まれている栄養素を知ることで、普段あなたが抱えている、肥満やむくみ、便秘を改善できるかもしれません。
また、たけのこを食べるときの下処理なんかも紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
たけのこの旬は3月〜4月
春の暖かさは、地中から新しいたけのこの芽が発生する時期で、3月〜4月に新鮮な芽が旬を迎えます。
また、この時期には、たけのこの味と食感がおいしいです。
春の季節は雨が多く、湿度も高いため、たけのこが順調に成長していく環境が整います。
たけのこに含まれている主な栄養素3つをご紹介
たけのこは、栄養素が豊富で5つ以上もの栄養が含まれています。
中でも、主な3つの栄養素を紹介していきます。
- ・タンパク質
- ・カリウム
- ・食物繊維
- 代謝をよくするためのタンパク質
タンパク質をしっかり摂取すると、食欲がおさまったり、基礎代謝がアップするので、ダイエットに効果的です。
たとえば、タンパク質を消化すると、食欲を抑えるホルモンが分泌されます。
また、タンパク質は食べたものをエネルギーに変えるので、脂肪を燃やしたり、基礎代謝を上げる働きがあります。
とくに朝食でしっかりタンパク質を摂取することで、1日のカロリー摂取量を抑えつつ、ダイエットに効果的な体を作ることができるのでおすすめです。
むくみ防止にもなるカリウム
むくみは体内に水分が過剰にたまることで起こります。
その原因のひとつとして挙げられるのが、塩分の摂りすぎです。
塩分を摂りすぎると、体内のナトリウムが増えて水分をため込みやすくなります。
そのため、むくみの原因になることがあります。
そのため、たけのこのようなカリウムが豊富な食材を食べることで、むくみの緩和になります。
腸内環境を整えてくれる食物繊維
食物繊維はお腹の中をキレイにしてくれる大切な栄養素です。
食物繊維がたくさん入った食べ物を食べると、お腹の中がきれいになって、善玉菌がたくさん増えます。
善玉菌は体を守ったり、おなかの調子を整えたりするので、とても重要な菌です。
最近は飲みすぎたり、食べすぎたり、あまり寝ないでストレスを感じる人が増えています。
食物繊維が入っているたけのこを食べて、バランスの良い食事を心がけることで、お腹の中をキレイに保ち、健康に過ごすことができます。
たけのこを食べるときに注意すべきこと
たけのこを食べるときは、下処理が必要です。
また、栄養が豊富だからといって、食べすぎるのもよくありません。
ここでは、下処理の方法と食べすぎてはいけない理由について紹介します。
苦味、渋みをとるためにアク抜きが必要
たけのこは、食べるときに苦味や渋みを感じることがあります。
これは、たけのこの中に含まれる成分が原因で、苦味や渋みをとり除くためには、アク抜きが必要です。
アク抜きをせずにそのまま食べると、苦味や渋みが残り美味しく召し上がることができません。
そのため、たけのこを調理する際には、必ずアク抜きを行うことが重要です。
食物繊維が豊富なため食べすぎに注意
たけのこを食べすぎると食物繊維が多く含まれているため、お腹の調子が悪くなったり、塩分の摂り過ぎに気をつける必要があります。
たけのこは、1日平均100g摂取が適量とされています。
食物繊維のとりすぎは、消化器官に負担をかける可能性があるため、適量を守って摂取するようにしましょう。
今が旬の栄養たっぷりなたけのこを食べて健康な食生活を楽しもう
たけのこは低カロリーでありながら食物繊維やタンパク質、カリウムなどが多く含まれているため、ダイエット中でも美味しく摂取できます。
春に収穫されるたけのこは、新鮮なので柔らかくてみずみずしいです。
ぜひ、春にしか味わえない旬のたけのこを食べて健康な食生活をしてみてはいかがでしょうか。
本日もご覧いただきありがとうございました。
暖かい季節となり、桜が咲きはじめていますね。
満開の桜を眺めると、身も心もリフレッシュできます。